第19回 講習会
第19回 講習会
2019年(平成30年)6月16日、皆さまのご参加とご協力をいただき、無事終了致しました。
開催案内
和蜂 500群の世界
ー日本各地の和蜜生産者の技術を探るー
皆さん、今年のニホンミツバチの様子はいかがですか。
前回第18回(2017年7月1日開催)のテーマだったアカリンダニの被害も京都府下では下げ止まり、増加傾向を示す報告も出ています。昨年の坂本佳子先生のお話にあったアカリンダニとニホンミツバチの共生関係が今まさに築かれつつあるのではないでしょうか。
以外に早い展開はニホンミツバチの学習能力の高さを示しているのかもしれません。
さて第19回となる今回は、京都銀閣寺近く北白川の純粋はちみつ専門店「オ・ボン・ミエル」オーナーの大久保ひとみさんをお招きして、日本各地のプロのニホンミツバチのハチミツ生産者のお話をお伺いします。
気難しいニホンミツバチ飼育については、文献に残っているものでは幕末から明治にかけて和歌山県有田で蜜市爺さんこと貞市右衛門さんが200群前後飼育していた記録が有名ですが、今でも古い伝統を受け継いでいる地域では自然と養蜂の共生関係を築きながら数百群の採蜜を永続的に可能にしている技術が存在します。
それらの地域で行われているニホンミツバチ飼養の様子を、日本中のプロ養蜂家のハチミツを販売なさっている大久保さんから直接お話しいただきます。
また事務局の岩波金太郎がそれらの採蜜が行われている和歌山・高知の二ヶ所を取材した時の動画や技術的背景などもレポートさせていただきます。
今まであまり知られていなかった和蜂多群管理の技術を垣間見る貴重な機会となりますので、ニホンミツバチが殖えない、飼育がうまくいかない等々の疑問をお持ちの方、問題解決の糸口がきっと見つかるいいチャンスです。
どうぞお楽しみに!
講師:大久保ひとみ先生のプロフィール
- 京都生まれ、京都在住。
- 2005年より某蜂蜜専門店で店長として勤務の傍ら、2006年よりニホンミツバチの養蜂を始める。
- 2013年退職後2014年8月3日はちみつの日に「Au Bon Miel(オ ボン ミエル)」をオープン。
- 美味しくて健康に良い蜂蜜と大切なミツバチに感心を持って頂くために、各種セミナーを店舗などで開催。
- オ・ボン・ミエルの公式サイトはこちら(https://www.au-bon-miel.net)へ
詳細
- 日 時:平成30年6月16日(土曜日)
- 場 所:下諏訪総合文化センター 小ホール
- 日 程:
- 12:00〜13:00 物販
- 13:00~14:40 大久保ひとみ氏 講演
- テーマ「全国の和蜜生産者を訪ねて」
- 14:20〜14:40 休憩・物販
- 14:40〜15:20 事例報告/岩波金太郎
- 15:20〜16:20 質疑応答(終了予定16:20)
- 当日は養蜂器具や書籍の特別販売を行いました。
- 参加費:お一人2,000円(児童・学生は無料)
会場案内
- 下諏訪総合文化センター
- 〒393-8501
- 長野県諏訪郡下諏訪町西鷹野町4611−40
- 電話:0266-28-0018
- JR下諏訪駅より徒歩10分
- ◎長野自動車道 岡谷ICより車で20分